月餅、文旦、焼肉2005/09/15 09:26

来たる9月18日(日)は旧暦の8月15日にあたり、秋分の日ともいえる「中秋節」です。

台湾の習慣としては、この中秋節には親しい人に贈り物をしたり、家族が集まって食事をしたりします。

特に贈り物として、この時期よく目にするのが、「月餅」。
昔ながらのカロリー高めの月餅もあれば、ヘルシー志向のため低カロリーものや月餅の形をしてアイスクリーム版、チーズケーキ版など種類も豊富になりました。

また、果物を贈るのも一般的で、文旦や梨、桃など今の時期が旬の果物も贈り物用として多くでまわります。
今年は台風の影響で、文旦の出来があまりよくないらしく、収穫量も少なめです。いいものはかなり少量なので、高値で取引されていますが、それでもあっという間に売り切れになったとか・・・

そういえば、毎年台南の麻豆(文旦の有名な産地)から送ってくる友人も、今年は音沙汰ないですね。

そして、ここ何年かで急に当たり前になってしまった習慣。
焼肉です。
中秋節の夜は、家族や友人が集まって月見をしながら焼肉パーティ。
焼肉セットや焼肉グッズもこのときとばかりにセールになったりします。
しかし最近、病死した豚を使った焼肉用の豚肉やソーセージ(黒心豬肉)が話題になっているので、安いからと出先の不明な豚肉を買ったりしないようにして、安心して焼肉ができるようにしたいものです。